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2021年04月06日

計算ミスが減らない

 今回はお母さんから頂いた質問に私なりに答えてみよとう思います。
但しあくまで私なりの答えなので鵜呑みにするのではなく一つのヒントとして捉えて頂ければ嬉しいです。
本日の質問
「毎日計算問題をさせていますが未だにミスが減りません、どうしたら良いでしょうか」


 計算を正確に当てる力はとても大切です。
計算間違いが多いと文章問題でも答えが当たらず、やり方にも自信が持てなくなってしまいますし、
何よりテストでの点数が取れません。

 お母さんはケアレスミスが大嫌い(とてももったいなく感じるようです)です。
なので何とか計算間違いしないようにと毎日やらせる人も多いです。
ですがこの方法が計算間違いを増やす場合も多いのです。

はっきり言って、
計算問題を毎日やらせても正解率は上がりません。
むしろ下がる子も多いです。


何故なら毎日強制的にやらせると、子どもたちは適当にやるようになってしまうのです。
まして朝の眠いときにやらせていると『ミスするのが当たり前の子』になっていきます。
こどもも『眠いんだから仕方ない』みたいになってしまうのです。

 正解力を付けるには『絶対に正解させる』という強い気持ちが鍵です。
計算間違いが直らない子は毎日計算問題をやってもそうした気持ちではなく、
「やれがいいんでしょ。」「1~2問間違えても別にいいじゃん。」
みたいな感じなのです。


ではどうしたら『絶対正解させるぞ」と言う気持ちを持て取り組めるか??
一つ例を紹介すると
 毎日の計算を「5回連続して全問正解したらやめていいよ」と伝える。
という方法があります。
こうすると3日目あたりから「今更間違えたらもったいない。間違えられない。」
という気持ちが芽生え、途中の計算の仕方や見直し方が変わってきます。
そうして自分で『絶対正解させる』そのために『どうすれば良いか』がわかってくると劇的に正確力が上がります。


不思議なもので多くの子は親が言葉で「ちゃんと見直しなさい、ていねいに書きなさい」と何度言っても変わらないのですが、自分で意識を持てば変わるのです。

 正解力を付けたいのであれば、
如何に『子どもの、絶対正解させる』という気もを引き出せるかがポイントです。
そして『僕は計算間違いやケアレスミスはしない』という自信を持たせてあげられるかです。
無理に量を増やしても逆効果。
見直しや丁寧に書くことを強要するの逆効果
となる場合が多いので気を付けてくださいね。


 中学受験生の成績を伸ばすにはノートの取り方や勉強方法、式の書き方よりも、
心のサポートの方が効果的なのです。
本当に小学生の成績は心で決まると言っても過言ではありません。

そしてこうしたサポートは一対一でないと難しので家庭教師ならいざ知らず、塾に期待するのは無理があるのです。
と言ってもそうした心のサポートを出来る家庭教師は少ないので、

是非お母さんが上手にサポートしてあげて欲しいと思います。
本当に子どもたちは心のサポート(つまりお母さんの上手なサポート)でもっともっと伸びます。


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coach2021 at 01:23│Comments(0)Q&A 

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